Nintendo DSをプログラミングで操作してみた
※分解改造は自己責任でお願いします!
できること
・DS liteの上、下、左、右、Aボタンをプログラミング(Python)で操作
完成品動画
・ポケモン【エメラルド】のミュウ色違い厳選の半自動化
背景
・当時、色違いミュウの入手難易度がかなり高かった
・某動画を見てミュウの色違いが欲しいと思った
・ザロクバグの発見より「古びた海図」がなくても「最果ての孤島」にいけるようになった
・ミュウとの追いかけっこを楽にしたかった
(手動で15000回ぐらい厳選してでなかった;;)
・プログラミングでDSを操作するというような記事がなかった(少ししか調べてませんが…)
使用したもの
・Raspberry Pi 4 Model B 4GB (GPIOがあれば何でも)
・回路キット(導線、抵抗、ダイオード、スイッチ、ブレッドボード、ジャンパ線)
・はんだごて
・ドライバー(+、-、Y)
★最低限のものだけなら10000~15000円ぐらいかな
DSの分解
↑ここを参考に分解します
http://korujeri.web.fc2.com/imeeji/IMG_2454.JPG
↑ここまで分解し、ボタンや十字キーが外せればOKです
はんだ付け
・ボタンの接点部分の汚れをふき取り綺麗にします
・赤の部分をはんだと導線でつなぎます(はんだ素人なのでこれに一番時間がかかりました)
・ねじ止めし、もとに戻します
↑Aボタン側
↑十字キー側
回路設計
・結構適当です(壊れても知りません!、もっといい方法があればコメントで教えてください)
・GPIO_1~5がOUTで、GPIO_6がINです
プログラミング
・GPIOのHIGH/LOWを変えるだけなのでかなりシンプルです
・0.25秒間が大体一歩分に相当します
実行
(冒頭の動画)
(手動厳選も含め)18000~20000回程度遭遇を繰り返していると・・・
ついに出ました!!!
動揺しながらもGET!
めでたしめでたし
感想
・試行錯誤しながらも、装置を作成して動いたときにはすごい達成感があって、全体を通してとても楽しかったです。(色違いミュウもゲットできて良かったです)
・DS1台を犠牲にして、はんだづけがうまくなりました!
・回路設計の部分はかなり苦労しました。DSのバッテリー残量によってDSの回路の電圧値が変わることを知らなかったので、かなり混乱しました。また、導通する/しないの話なのでリレー回路を使うのがいいのかなと思いましたが、動いたからまあいっか。
最後まで読んでいただきありがとうございました!